
院長櫻井 恵中
2008年東京歯科大学を卒業後、同大学千葉歯科医療センターにて臨床研修を修了。その後、2つのクリニックに勤務し研鑽を積む。2014年からは、2院目の小児専門分院の院長を任され、多くの子どもたちの診療に励んだ。2020年桜井歯科医院に入職し、2023年に先代から引き継ぎ院長に就任。「医は仁術なり」を座右の銘とし、地域の歯の健康を守っている。
歯科医療で子どもの健やかな成長をサポート
口腔機能発達不全症の治療に注力しています
1978年に「桜井歯科医院」として父が開業した当院を引き継ぐ際に、院名の変更と院内の全面改装をしました。これまで多くの子どもを診てきた経験を生かし、お子さんの診療は基本的に個室で行い、構えずにナチュラルに接するようにしています。治療の様子は、保護者の方にも見てもらいます。治療内容を理解してもらうためと、冷たく聞こえるかもしれませんが、お子さんが治療を要することになったのは保護者の責任でもあることに気づいていただきたいためです。診療で心がけているのは、再治療が必要ない口腔内をつくること。患者さんのご希望を丁寧にお聞きし、実現できるよう努めています。治療後は、良い状態を長く続けるための管理にも取り組んでいます。形あるものはいつか壊れますが、人間の歯は削ったりしなければずっと使える可能性のある価値の高いものです。そのためにも、小児の頃からの予防が大切です。保護者の方々に正しい知識や習慣を身につけていただけるよう、細かいアドバイスも行いますので、気になることがあればぜひ一度お越しください。
乳幼児からの
口腔育成をサポート
授乳、離乳食の頃からお子さんの健やかな口の発育を促し、良い状態を長く維持できるように口の発育の適正化をサポートします。
予防的小児矯正治療
にも対応
歯並びが悪くなる根本的な原因を改善し、健全な口の発育の促進をめざします。症状に応じて、矯正治療も行います。
ラバーダムを使用した
精度の高い治療
奥歯や深い虫歯の治療では「ラバーダム」と呼ばれるゴムシートを口の中に装着して防湿。唾液による細菌感染を予防します。
小さい頃からつくる
健康な口腔内
大切な歯を守るために健康な口腔内をつくれるよう、小さい頃からのブラッシングやフッ素塗布、食事習慣などをアドバイスします。
家族みんなで通院を
お子さんは自分で管理できません。保護者の方も通っていただき、正しい知識を得た上で見守っていただきたいと考えています。
step1:相談、口腔内検査
食べる、話す、飲み込むなどの口腔機能が十分に発達していないか正常な機能獲得ができていない疾患のことを口腔機能発達不全症といいます。2018年から保険適用治療が可能になった小児の新たな疾患です。症状はいつも口がぽかんと開いている、いびきをよくかく、滑舌があまり良くない、飲み込みが弱く硬いお肉や繊維質なものを飲み込めないなどさまざま。気になる点があれば、口腔内検査をしましょう。
step2:検査(CT、写真、機能測定)
口腔内検査の後は、エックス線や歯科用CTによる検査、全身の写真撮影を行います。さらに、口の動きや飲み込み方、舌の力・位置、唇を閉じる力など多角的な検査で、口腔機能発達不全症かどうかの診断をします。これまで適切に診査診断できるクリニックが少なかったため、子どもの口呼吸や嚥下、発語などが気になっても見逃されていたケースが多くあります。まずは気軽にご相談ください。
step3:診断
口腔機能発達不全症と診断された場合、乳幼児には保険適用の口腔機能指導を行います。口腔機能発達不全症の治療・改善は、子どもの成長・発育期だからこそできる治療です。当院では、症状を引き起こす根本原因を探り、各原因にアプローチする治療を行います。この時期に口腔機能を改善しておければ、もし成人矯正が必要となっても、抜歯や外科的処置を回避できる可能性が期待できます。
step4:治療スタート
口腔機能指導では、乳幼児期に注意すべき習慣や簡単な体操、マッサージなどの指導を行います。お子さんが5歳以上の場合は、トレーニングと歯列矯正を組み合わせた当院独自のプログラムを提供。マウスピース型装置の装着やトレーニングにより正常な顎の発育や筋肉の動かし方を促し、口呼吸や舌の位置、咀嚼方法などを改善しながら歯列を整えていきます。
小児矯正/35万円~
SAKUデンタルクリニック
JR中央・総武線 津田沼駅から徒歩1分
新京成線 新津田沼駅から徒歩5分